春秋限定の穴場-東京国立博物館 庭園〈The secret spot at spring and autumn-The Garden of Tokyo National Museum〉
●こんなところ
上野公園にある東京国立博物館内にある散歩コース。
通常公開されていないが、春と秋の開放時期のみ入ることができる。
元々寛永寺の境内だったこの庭園は、何度も改修を重ねて当時の面影は少ないそう。
ただ庭園入口にある散策マップを見ると、こじんまりとしながらもとても木々が多く、自然にあふれていることがわかる。
入ってすぐの五重塔を過ぎて本館沿いに進むと中央の池とその前の広場が現れる。
池を眺められるように椅子が設置されている上に、近くにはさくらカフェと称してワゴンががあり、ドリンクや軽食があるのが嬉しいところ。
池の周辺は鬱蒼としていてその中を散策路がのびている。
森の中にはいくつかの茶室がある。どの建物も趣きがあるものばかり。石の道や手水鉢など、ピンポイントに眺めているとその味わい深さを楽しめる。
六窓庵
転号庵
応挙館
庭園の奥にある九条館。中には入れないが全面開放されていて、外から室内を眺めることができる。
室内を吹き抜ける風、木の香りがとても心地よい。
●ここが素晴らしい
国立博物館の入館料が必要で、通常公開されていないこともあり、まさに時期限定の上野の穴場。
常に賑わう上野公園やそれぞれの美術館、博物館と比べて人も少ない。春には桜に包まれ、秋は紅葉に触れてのんびりと過ごせる。
【最寄り】
JR上野駅より徒歩10分
【開園期間】
3/13〜5/20 10:00〜16:00
【閉園日】
東京国立博物館に準ずる
【入園料】
一般620円
大学生410円
【HP】
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