100年の重みに触れる-散ポタカフェ のんびりや〈Feeling power of 100 years-San Pota cafe Nonbiriya〉

●こんなところ


谷中にある隠れ家カフェ。

大正8年築、2019年で100年を迎える古民家カフェ。
大正、昭和と時代を経て、町家に住んで活用するためにNPOたいとう歴史都市研究会により、様々な修復をしたり活用してきたよう。
カフェのある建物は、間間間(さんけんま)と呼び、入口が京間3つ分から名付けられたそう。

入口が広く開かれて、通りから店内の全景が見えるくらい間口が広い。
外と内の境界線が曖昧な店内には、土間と3畳半の靴を脱いで上がる和室、奥には8畳の和室がある。

見ての通り、訪れるとかなりの確率で相席になりそう。

古民家をそのまま使用し、少しずつ手を加えてきた店内は、レトロな味わいにあふれている。
巨大なSEIKOの時計やいつの時代のものかわからない骨董品ようなブラウン管のテレビなど、古さを通り越して新しさを感じるものばかり。

赤提灯系カフェらしく、町の寄り合い所、台所を名乗っていて、この手のカフェには珍しく日本酒などアルコールが充実しているのも面白い。
イカスミを使った黒いオムライスなどフードもこだわりが見える。

古民家風ではなくまぎれもない古民家そのまま。長い年月を重ねてきた建物はもはやアートの領域。

古民家とカフェが好きならば、押さえておきたいカフェ。

【最寄り】
日暮里駅より徒歩8分 

【営業時間】
12:00〜23:00
(平日14:00〜18:00休憩あり)

【定休日】
水曜日、木曜日

【HP】

東京散歩コース

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