春の特別拝観-伝法院庭園〈Special seeing of Spring-The Garden of Denpo in 〉
●こんなところ
浅草寺の本坊である伝法院内にある庭園。
常時開園しているわけではなく、毎年桜の咲く春の時期に合わせて開放している。
この庭園は江戸時代の寛永年間に、茶人の小堀遠州により作られたそう。他の多くの日本庭園と同様、池がありその周りを散策できる。
池は大池泉と言って二つに分かれていて、真ん中の細い流れでつながっている。
園内入ると小さめな池と、池の中にある経が島。
順路に沿って進むと、前方に大きな池と立派な伝法院が見えてくる。
伝法院の傍らにしだれ桜があり、五重塔や伝法院との組み合わせが映える。
伝法院の前からは池を一望できる。訪れた時はオオシマザクラが満開だった。
伝法院の隣にある建物の前には趣きのある椅子があり、無料でお茶をいただくことができる。
ぐるっと池の周りを進み、伝法院の反対側辺りにもオオシマザクラが咲いている。そしてここからは古くからある五重塔と、新しいスカイツリー、そして伝法院がセットで楽しめる。
山道のようになっている場所や、岩場の間を流れる清らかな流れも見どころ。
●ここが素晴らしい
拝観料が必要だからか、園内とても静かに散策できるところ。
訪れたのは3月後半のよく晴れた土曜日で、浅草寺や仲見世は人でごった返していたが、庭園は人混みとは全くの無縁。
暖かい日差しの中、満開の桜を眺めたり、池を眺めながらゆっくり散策できるのがとても贅沢。
【最寄り】
浅草駅より徒歩5分
【公開期間】
2018年 3/16~5/7
10:00〜16:30(入園〜16:00)
【拝観料】
300円
【HP】
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